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スリーコール ラボ

コラム
Column

Vol. 01

徹底したコスパ理論で勝つ!

2020.8.26

起業して4年⽬ではあるが、何度かコラムやブログ的なものをやろうかと考えたが、
いかんせん筆不精なこともあり、これまで実⾏に移すことはなかった。

しかし、HPの改修という私の中では⼀⼤プロジェクトを進めている中で、
…もしかしたら、すぐに⽌めてしまうかもしれない。
だが、その時は部下に丸投げしちゃおう!きっとブログとか好きな⼦もいるはずだ!

という超絶怒涛の⽢えた考えが⽣まれた時、このTCLaboをやる決意をしたのだ。

では、このTCLaboとはなんぞや?という点だが、簡単に⾔ってしまうと、
「TC」=THREE CALLのLaboで、『スリーコール研究所』ということである。
当社は2017年創業で、東京都新宿区内に3拠点で約300席を保有しており、秋⽥⽀店もある、
⻄⽇本にも⽀店開設をする計画だ。
クライアント数は300社を超えている。

我ながら、⾮常に順調に業績推移していると思う。
それならば、なぜ(今のところ)順調なのかをしっかりと発信することで、
当然、当社を選んでもらうきっかけになれば⼀番良いし、
それでなくても皆様のビジネスの何かヒントになれば、
それはそれで本望である。そんな気持ちで始めたコラム、毎⽉1回は発信したいと思っているので、
ものすごく時間があれば、もちろんなくても是⾮お読み頂きたい。

さて、今⽇の題名は『徹底したコスパ理論で勝つ!』ということだが、
当社は部署やチーム、案件管理において『コスパ』という⾔葉を⼀番にしている。
かなり乱暴な決めつけであることは承知の上で⾔うと、経営は簡単に⾔うと2つしかやることがない。
売上を上げるか、コストを下げるかである。

では売上とコストはコールセンターにおいて、どのような関係性であるか。
それはコスパである。
何円の⼈件費をかけて、何円にしたのか?そのリターンは何%で、適切な範囲か。
これをいつも会議では議論をするのである。

その考えはミクロ(時間単位)にまで落とし込まれて⾏く。
⼀時間で何件の電話を受架電するのか、そしてそれはいくらの売上になっているか、
ここを徹底的にミニマム解析し、課題発⾒、課題解決をPDCAすれば、
気づけば順調に推移するのである。

もちろん、最初からそう出来たのではなく、特にコスパという⾔葉の⽂化形成に当初は反発もあった。
「⼈を物のように扱ってるのではないか」
「このご時世にしては少しパワーワードすぎないか」
朝まで社員と話し合いもしてきた。

私は決してクレバーに徹することができるタイプではない。
従業員とは飲みに⾏きたいし、朝までカラオケで騒ぎたい。
社員旅⾏もしたいし、忘年会も納涼会もしたい、
なんなら、私の夢は⼩さくても良いから⾃社ビルを持ち、その屋上で皆でBBQをすることだ。
※書いていて、どんだけ時代錯誤なんだと⾃⼰嫌悪している…

だが、あくまでもビジネスはビジネスである。
⼀円でもお⾦をもらっているその時間は、
必ず何かを産み出すべきなのだ。

だらけたミーティングや何を決まらない会議、
根拠に乏しい思いつき施策、⼈によってバラバラな社内ルールなどは私の最も忌むべき存在だ。
だからこそ、このコスパ理論は徹底しているし、
何度も何度も説明した結果、会議には必ずこの⾔葉が登場し、
最重要決済単位にまで昇華している。

そして、絶対に根幹として失ってはいけないことが、『適正利益』である。
これは、「儲けすぎてはいかん、儲けなさすぎてもいかん」ということである。
儲けることは悪いことではない。ただ拝⾦主義になってしまうと、
ビジネスにおいて重要な「誰のため、何のため」が失われてしまうのだ。

特に我々のような⿊⼦ビジネス(表⽴って商品販売をしない会社を個⼈的にこう表現している)では、
いかに⻑く安⼼してご利⽤頂くかが⼤きなポイントとなる。

ベンダー選定時には、確実に価格勝負にもなるし、その上で品質も担保して欲しい。
そういった当然だが、難解な顧客のニーズに応えるには、
『適正利益』を前提とした『コスパ理論』が主軸となるべきなのだ。

そこの軸さえしっかりしておけば、品質向上を続けていくためには、何をすべきかという、
シンプルな課題に全⼒で取り組める環境が出来上がる。

だからこそ、我々は「⾚字を出してまでは仕事をしない」を徹底するし、
「出さないための⼯夫」も⽇々余念なく⾏う。

そうして積み重ねてきたのがスリーコールグループであり、まだまだ発展させるべき理由なのだ。

と偉そうに⾔ってはいるものの、予測できない呼量への対応、従業員の満⾜度、増床計画、
本質的なサービス提供、社員のスキルアップ、応対品質の徹底向上など悩みも多い。

次回はそうした悩みと解決ストーリーをお届けするかもしれない。
しないかもしれない。

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